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日本郵船/ばら積み船座礁・油濁事故で長澤社長が所信

2021年08月25日/3PL・物流企業

日本郵船は8月25日、青森県八戸港沖で発生したばら積み船「CRIMSON POLARIS」の座礁・油濁発生事故について、長澤 仁志社長による所信を発表した。

長澤社長は、所信の冒頭で「八戸市・おいらせ町・三沢市・六ヶ所村・階上町をはじめとする近隣市町村、漁業関係者、本船の積載貨物の荷主関係者、その他関係者には大変なご迷惑とご心配をおかけしていることについて、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

現状については、「船主(洞雲汽船の関連会社)が船舶管理会社(美須賀海運)とともに、関係の協力のもと事故対応に全力を挙げて取り組んでいる。事故対応の一義的な責任は船主にあるが、当社も傭船者として社員を海岸の清掃作業員として現地へ派遣するなど最大限の協力を行っており、今後もこれを継続する」と説明。

今後の対応については、「油濁被害から生じる環境への影響について、関係者と回復にむけた支援の検討も開始している。まずは油濁の影響について情報収集をしっかりと実施した上で、改めて関係者の意見を聞きながら、当社が果たすべき社会的責任をふまえ、具体的な行動に結び付けていく」と方針を語った。

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