川崎汽船は12月11日、100%出資するシンガポール現地法人“K”Line Pte Ltd (KLPL)と在シンガポールの船舶管理会社K Marine Ship Management(KMSM)が、大規模海難事故の対応演習を実施したと公表した。
KMSMが船舶管理を行い、KLPLが運航する、アフラマックスタンカーの海難事故を想定したもの。
演習では、日本の菊間港(愛媛県今治市)で投錨操船中、エンジンが故障し座礁、その際に漏油、乗組員が負傷したと想定。
KLPLに事故対策本部を設置し、KMSMと対応を協議、社内外関係者との連携や情報共有の体制などを確認した。
海運会社にとって安全運航は第一のため、今後もグループでの演習を通じ不測の事態に備えつつ、日々の安全に努めたいとしている。
川崎汽船/石炭専用船の海難事故を想定、大規模事故対応演習を実施