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サンリオ/配送拠点の感染対策強化でUV空気清浄機増設

2021年08月27日/IT・機器

エフバランスは8月20日、サンリオが配送拠点であるディストリビューションセンター(東京都町田市)の新型コロナウイルス対策として、紫外線殺菌技術を応⽤した業務⽤空気清浄機「ハルトン・センチネル」を追加導入したと発表した。

<サンリオDCで稼働中の「ハルトン・センチネル」>
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サンリオディストリビューションセンターでは、約200名の従業員が商品の仕分けや配送業務などに従事している。

同センターでは、マスクを外して食事を取る休憩時間に感染リスクが高まるとの判断から「ハルトン・センチネル」を食堂に設置していたが、8月に入り感染力が強いデルタ株による感染例が急増していることを受け、センター内の作業スペースにも追加導入を決定した。

同センターでは、昨年から従業員の検温やマスク着用、手洗い、アルコール消毒などを徹底しているが、出荷作業のピーク時には従業員同士が「密」になる時間帯もあり、作業スペースにも「ハルトン・センチネル」の設置を求める声が上がっていた。今回の追加導入で「これで安心して仕事に集中できる」と、社内での評判も上々のようだ。

<紫外線殺菌と1時間に1700m3の大風量で、広い空間も効率的に浄化する>
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「ハルトン・センチネル」は、世界35か国以上で医療機関などに室内環境ソリューションを提供するフィンランドのハルトン社が開発した業務⽤空気清浄機。

内蔵された2本の紫外線ランプ(波⻑253.7ナノメートル)を特殊なフィルターで取り囲み、そこへ室内から集気した空気を効率的に殺菌・濾過する構造を採用。UVGIと呼ばれる波⻑254ナノメートル付近の紫外線は、直射⽇光(波⻑350ナノメートル)の1600倍に相当する殺菌⼒を持ち、結核などの空気感染対策に有効な手段としてCDC(米国疾病対策センター)のガイドラインで推奨されている。

厚生労働省などは、新型コロナウイルスの感染予防策として「こまめな換気」を推奨している。「ハルトン・センチネル」は100m2の室内空間(天井高2.5m)の場合、1時間あたり6~8回の換気に匹敵する空気交換量を発揮することから、空間が広く従業員の多い物流拠点でのコロナ対策に効果的といえる。

同機器の販売を手がけるエフバランスでは、3年間の製品保証や破損までカバーする「あんしんパック」付リースプランを用意しており、医療・介護施設のほか、初期費用が抑えられることから拠点数の多い物流企業への導入が進んでいる。

■問い合わせ
エフバランス
https://www.efbalance.com/

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