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オープンロジ/セイノーグループの関東運輸と業務基本契約締結

2021年08月30日/SCM・経営

オープンロジは8月30日、冷凍冷蔵EC物流網を全国に構築するため、セイノーホールディングス100%子会社で、東北から九州まで3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の倉庫拠点を保有し、冷凍冷蔵車両による全国への配送ネットワークを構築している関東運輸と業務基本契約を締結し、パートナー倉庫(提携倉庫)として連携を強化していくと発表した。

<関東運輸本社>
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オープンロジは、冷凍・冷蔵倉庫会社との提携を2021年1月から開始し、単発や小ロット案件からでも冷凍・冷蔵商品のEC物流を利用したいという事業者のニーズに応えてきたが、今回の業務基本契約の締結により、冷凍冷蔵商品のEC物流サービスが提供できる地域が広がるとともに、食品関連商品の荷量増、取り扱いアイテムへの柔軟な対応が可能となった。

関東運輸との提携で3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の倉庫22拠点と冷凍・冷蔵車両を800台以上、47拠点に物流ネットワークを構築しているので、取り扱いが伸びている食料品関連の荷量増、取り扱いアイテムの拡大に柔軟に対応できるとともに、全国への三温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の物流体制の構築が可能となる。

また、ECとリアル販売、双方の物流が一元管理可能。ECでの個別配送はもちろん、遠方でのイベント出店などで冷凍冷蔵のチャーター便やエリア配送など、事業者の規模や要望に合わせて手配が可能となる。

さらに、3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の輸送ネットワークによる物流の効率化が可能となる。

今後、飲食店や生産現場の新たな販路開拓に貢献できるように、業務用食品を扱う企業や生産農家や外食事業者が新たな販路として冷凍冷蔵ECへの参入を後押しできるセミナーも企画し、外部に発信していく予定だ。そして、関東運輸と連携し、食品のEC販売とリアル店舗の販売の両面を物流面でサポートしていくとしている。

なお、関東運輸は食品の3温度帯輸送を中心に、東北から九州にまたがる全国規模の物流ネットワークを構築している。幹線輸送、倉庫保管・流通加工・入出庫業務、そしてエリア配送業務をワンストップで運営することにより、常に高品質なサービスで顧客に安全・安心を届けている。

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