Automagi（オートマギ）は9月29日、スマートフォンで荷物を撮影するだけで、自動で荷物サイズの計測と荷物情報の読み取りを行い、荷物データとして記録・管理できる国内初の荷物情報収集AIアプリケーション「Logi measure（ロジ メジャー）」の提供を開始した。
今回はiPhone版のみの提供（対応機種はLiDARスキャナ搭載機）で、価格は拠点単位の利用で月額15万円からとなっている。
＜サービスイメージ＞
＜サービス概要＞
ロジメジャーは、スマートフォンで撮影するだけで簡単に荷物のサイズを計測できるほか、荷物に記載されたバーコードを読み取ることで、荷物の中身や重量などあらかじめ記録されたデータを読み取り、従来約1分を要していた荷物情報の収集業務を最短約3秒で完結できるようになる。
計測には、iPhone 12 ProシリーズやiPhone 13 Proシリーズに搭載されている「LiDAR（ライダー）スキャナ」の機能を使用しており、一辺の長さが10～70cmまでの直方体の荷物に対応。三辺合計の実物対比で95%以上の精度で計測が可能となっている。
＜利用の流れ＞
また、要望に応じて企業で使用しているデータ管理システムとの連携も可能で、ロジメジャーで取得した荷物サイズや重量などの情報をもとに、倉庫やトラックにどれほど積み込むことが可能かを事前に予測し、倉庫管理の効率化やトラックの積載率向上につなげることができるほか、配送料金の算出や適正な梱包による梱包コストの削減など、荷物データを基盤にしたDXの推進にも役立てることができる。
Automagiでは、ロジメジャーのiPhone版について5年で100社の利用を見込んでおり、今後はアンドロイド版や計測可能対象の拡大に向けた開発を進めていく方針だ。
＜ロジメジャー価格表＞
■Logi measure（ロジメジャー）詳細
計測対象：直方体のダンボールなど
計測サイズ：一辺10～70cm
機能：・バーコード読み取り
・サイズ計測（実物対比95%以上の精度）
・計測結果閲覧
・計測結果のCSV出力
利用料金：月額15万円～
WEBページ：https://logi-measure.jp/
