デカルト・データマインは12月13日、アジア発米国向け(往航)11月分と米国発アジア向け(復航)10月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年11月>
それによると、11月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は169万6284TEU(前年同月比4.8%増)となった。往航が前年比を上回ったのは、これで17か月連続。11月単月としても過去最多を記録した。
国・地域ごとの輸送量は、1位が中国発(シェア64.1%)で前年同月比8.0%増、2位が韓国発(シェア9.6%)で6.4%減、3位がベトナム発(シェア5.5%)で16.6%減と続いた。日本発(シェア1.8%)は9位で21.8%減となった。
品目ごとの輸送量は、1位が家具類(シェア16.3%)で前年同月比4.2%減、2位が機械類(シェア9.8%)で21.3%増、3位が電子電機(シェア8.5%)で11.3%増となった。
<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年10月>
一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航)の10月分は、46万7641TEU(4.9%減)となった。
国・地域ごとの輸送量は、1位が中国(シェア30.6%)で前年同月比10.5%減、2位が日本(シェア11.5%)で9.8%増、3位が韓国(シェア11.1%)で2.0%増と続いた。
品目ごとの輸送量は、1位がパルプ・古紙(シェア16.8%)で16.4%減、2位が牧草・豆類(シェア11.1%)で11.0%減、3位が木材 (シェア7.1%)で19.9%増と続いた。
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