豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは3月17日、サクラクレパス大阪工場の新物流センターにシステムを納入した事例を公開した。
トヨタL&Fは、物流センター刷新前から現場改善活動を支援。新物流センターの設計・建築構想から、物流システムの導入に至るまで、すべてを担当した。
新物流センターは5階建てで、延床面積は約1万9800m2(約6000坪)。約8000パレット格納できるトヨタL&Fのパレット用自動倉庫「ラックソーターP」や、側面からピッキング可能なサイドピッキング自動倉庫を導入し、物流機能を強化した。
また出荷頻度に応じて重量ラックや中軽量ラック、垂直回転棚などの保管機器を使い分け、作業効率化による生産性の向上を図った。
WMS(倉庫管理システム)の刷新により、オペレーションの効率化と管理体制の強化も実現した。
これらにより新物流センターは、関連する経営施策を合わせ年間で数千万円から1億円近いコストダウンを見込んでおり、今後も設備・システム両面での活用域を広げ、さらなる生産性の向上を計画しているという。
■事例動画
■事例紹介
https://logi.toyota-lf.com/case/case046/
トヨタL&F/「ZOZOBASEつくば3」にQRグリッド式AGVを納入