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トヨタL&F/サクラクレパス大阪工場の新物流センターに自動倉庫など導入

2025年03月17日/IT・機器

豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは3月17日、サクラクレパス大阪工場の新物流センターにシステムを納入した事例を公開した。

<サクラクレパス大阪工場外観(左が新物流センター)>20250317toyota1 - トヨタL&F/サクラクレパス大阪工場の新物流センターに自動倉庫など導入

トヨタL&Fは、物流センター刷新前から現場改善活動を支援。新物流センターの設計・建築構想から、物流システムの導入に至るまで、すべてを担当した。

<導入されたパレット用自動倉庫>20250317toyota2 - トヨタL&F/サクラクレパス大阪工場の新物流センターに自動倉庫など導入

<サイドピッキング自動倉庫>20250317toyota3 - トヨタL&F/サクラクレパス大阪工場の新物流センターに自動倉庫など導入

新物流センターは5階建てで、延床面積は約1万9800m2(約6000坪)。約8000パレット格納できるトヨタL&Fのパレット用自動倉庫「ラックソーターP」や、側面からピッキング可能なサイドピッキング自動倉庫を導入し、物流機能を強化した。

また出荷頻度に応じて重量ラックや中軽量ラック、垂直回転棚などの保管機器を使い分け、作業効率化による生産性の向上を図った。

WMS(倉庫管理システム)の刷新により、オペレーションの効率化と管理体制の強化も実現した。

これらにより新物流センターは、関連する経営施策を合わせ年間で数千万円から1億円近いコストダウンを見込んでおり、今後も設備・システム両面での活用域を広げ、さらなる生産性の向上を計画しているという。

■事例動画

■事例紹介
https://logi.toyota-lf.com/case/case046/

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