NXアメリカは7月8日、アラバマ州ハンツビル市において、新たに「ハンツビルロジスティクスセンター2」を開設し、稼働開始したと発表した。
<施設外観>
<倉庫内>
北米での自動車生産の多くが米国中西部に集積しているが、近年メキシコへのセットメーカーの進出や工場の拡張、大規模増産などによる生産台数の伸長が著しく、地理的に近いアラバマ州を含む米国南東部でも自動車の生産台数が拡大している。
新倉庫は、2021年2月に稼働の「ハンツビルロジスティクスセンター」から南に約5㎞の距離に位置しており、主に日本やメキシコから届いた自動車部品を仕分けし、サプライヤー30社以上に対して供給を行う。また、部材メーカーや商社などの顧客の商品を保管し、自動車メーカーやサプライヤーへの供給も予定している。
NXグループは、新倉庫の設立により米国での更なる物流サービスの拡充を図り、経営計画において重点産業と位置付ける自動車産業の取り組みを強化していくとしている。
■拠点概要
名称:NXアメリカ ハンツビルロジスティクスセンター2
NIPPON EXPRESS U.S.A. HUNTSVILLE LOGISTICS CENTER 2
所在地:25179 One Aviation Way SW, Madison, Alabama, U.S.A.
倉庫面積:1万3415m2(倉庫:1万3112m2/事務所:303m2)
営業開始日:7月1日
主要取扱品目:自動車関連部品
業務内容:保管、配送、検品・仕分、梱包、輸出入手
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増