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イメージ・マジック/自動たたみ梱包出荷システム販売開始

2022年09月12日/IT・機器

イメージ・マジックは9月12日、物流業務の人手不足に対応でき業務効率を最適化する自動たたみ梱包出荷システム「HAYATE」を販売開始したと発表した。

<自動たたみ梱包出荷システム>
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イメージ・マジックは1995年に創業、オリジナル製品のオンデマンドプリントサービスを展開しているソリューションカンパニー。

倉庫業界では近年、ECの急速な普及により貨物量が増加し、物流設備の自動化、大型化が進んでいる一方で、倉庫内の人手不足が深刻化しており、マテハンの自動化・省人化・ロボット化のニーズが高まっている。こうしたなか同社は、自社での運用ノウハウを織り込んだ、たたみ袋詰め機、梱包出荷機などのハードウェアを開発し販売してきたが、「HAYATE]はさらに自動化を進めた折り畳み・梱包・出荷業務までを一台で実現できるシステムだ。

セットする人員1人で、すべてのプロセスを運用することが可能、また独自のアパレル素材向けの圧縮機能を搭載し、ネコポスサイズの袋詰めにも対応でき送料の削減を実現する。また、店舗間配送時等についても圧縮された包装により、無駄な空気を送るためのスペースが極小化され、配送時の個口数が削減、箱の保管スペースも削減できるため、店舗配送時などの運搬トラック数の減少によりCO2排出量も低減できる。なお「HAYATE]は折り畳み、梱包圧縮、出荷のパーツで分かれているシステムで、顧客のニーズに合わせて機能カスタマイズも可能。

<「HAYATE」の導入効果>
20220912imagemagic2 520x100 - イメージ・マジック/自動たたみ梱包出荷システム販売開始

同社によると、「HAYATE」の導入により、これまで一人あたり手作業で60秒ほどかかっていた梱包出荷業務を約8.5秒と、作業時間を1/7に圧縮することができ、出荷工程人員を別工程に配置することで工場人員の最適化を実現できる。また、梱包材は専用PEバッグを使用し、高騰傾向にある段ボール梱包と比べ費用を40%以上削減できるほか、オリジナルデザイン、生分解性プラスチック素材に対応し、送り状ラベルの自動貼付け機能も搭載している。

■概要
名称:自動折りたたみ梱包出荷機「HAYATE」
主な用途:Tシャツ等のたたみ袋詰め、圧縮ヒートシール、送り状貼り
本体販売価格:要問い合わせ
機械サイズ:長さ8870mm×幅2953mm×高さ1900mm
スピード:最大400枚/h
コンプレッサー圧:0.4Mpa-0.5Mpa
エアー容量:250L/Min
折りたたみ可能衣服サイズ:キッズ90~長袖XL迄
折りたたみ後サイズ:幅180~300mm、長さ200~400mm
袋サイズ:幅230mm~315mm、長さ320mm~430mm
対応袋素材:PP、OPP、PE

■自動たたみ梱包出荷システム動画

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