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国交省/サプライチェーンによる輸送効率化推進事業で2次公募

2022年09月15日/SCM・経営

国土交通省は9月15日、2022年度「新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業」の2次公募を開始すると発表した。

<事業イメージ>
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発荷主・輸送事業者・着荷主等が連携計画を策定し、AIやIoT等の新技術の導入により、サプライチェーン全体の効率化を図る取組を支援(資源エネルギー庁連携事業)。申請は、9月15日から受け付ける。

運輸部門の最終エネルギー消費量は産業部門に次いで多く、輸送の効率化を進めること等により、運輸部門の省エネ化を図ることが重要。

この事業により、サプライチェーン全体の関係事業者が連携し、伝票やパレット等の標準化・共通化や、共通システムの構築によるデータの共有を行うことで、サプライチェーン全体の物流の効率化を図ることができる。

また、AI・IoT等を活用して共通システム上のデータと無人搬送機や自動配送ロボット等を連携させることで、大量の貨物を効率的に処理することもできる。

事業を通じて、更なる省エネ化や生産性の向上の実現と、システムや好事例の横展開を図っていくとしている。

■概要
事業内容:発荷主・輸送事業者・着荷主等がサプライチェーン全体の輸送効率化のために連携して作成する実施計画に位置付けられた、次の経費の一部を補助する。 
「発荷主・輸送事業者・着荷主等の連携に必要な共通システムに要する経費」
「上記の共通システムと関連する輸送効率化機器の導入に要する経費」
※補助事業の執行団体:NX総合研究所
申請受付期間:9月15日~10月14日
詳細
https://nx-soken-hojo.jp/

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