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JDSC/AIと自動搬送ロボットで物流倉庫業務生産性向上共同研究

2022年10月13日/IT・機器

JDSCとパーソルグループで技術系エンジニアリング事業を手掛けるパーソルR&Dは10月13日、AIと自動搬送ロボット活用による工場・物流倉庫業務の生産性向上を目指す共同研究を開始した。

<パーソルの役割とJDSCの役割>
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これまで工場や物流倉庫の現場では、作業別工数や要員シフトといった人に関わるデータと、自動搬送ロボットや施設設備のデータは個別に管理されていた。パーソルR&DとJDSCの共同研究では、工場や物流に関わる、属性の異なるさまざまな情報をデータ化および統合管理し、予測・最適化を経て実行する新たな仕組みを作ることで、倉庫や工場での業務の効率化および生産性向上を目指している。

第一の取り組みとして、JDSCが開発するAIとパーソルR&Dが展開する自動搬送ロボットの遠隔ソリューションを組み合わせ、ロボットの導入促進や人員との協働体制の構築、最適な活用方法を、業種を問わず倉庫や工場に提供する。

このソリューションでは、工場や物流倉庫で取得した各種データを基に、JDSCがAIを用いた予測と最適化を行い、パーソルが勤怠管理システムやセンシングを用いた各種データの取得、及び自動搬送ロボットの導入や現場に合わせた機能拡張を行う。2社は共同研究を通じて、労働力不足の時代における新しい物流倉庫、工場業務のあり方を基に、新しい働き方を社会に提案していくとしている。

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