総合ITサービス業のJBCCは10月13日、FAQと文書検索のハイブリッドAIを搭載したクラウド型AIチャットボット「CloudAIチャットボット」が日本貨物鉄道(JR貨物)に採用されたと発表した。
JR貨物は不動産事業、総合物流事業も含め5000名超の社員を有している。人事、総務、経理業務を集約している本社には、全国の社員から主に電話による問い合わせが日々寄せられており、さまざまな内容や難易度の問い合わせへの対応の高負荷や属人化、本来業務への支障が課題となっていた。
CloudAIチャットボットは、FAQと多岐にわたる社内文書の検索の2つのAIにより検索精度が高く、かつMicrosoft TeamsやMicrosoft SharePointから使え、Microsoft 365と連携できることが特長。
JR貨物では、社員が毎日目にする社内ポータルとして利用するMicrosoft SharePoint上にCloudAIチャットボットを構築して利用度を高める工夫をしており、月間約1200件の問い合わせ対応を自動化し、業務工数の3割削減を実現している。
<JR貨物のAIチャットボットシステム導入事例>