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東京建物/選ばれる物流施設とは、早稲田大学と共同研究を開始

2025年09月10日/物流施設

東京建物は9月10日、早稲田大学と共同研究契約を締結し、同社が展開する物流施設「T-LOGI」シリーズに関する共同研究プロジェクトを開始したと発表した。

プロジェクトでは、物流分野を専門とする早稲田大学創造理工学部経営システム工学科大森研究室(室長 大森峻一教授)の協力を得て、学術的視点から物流効率化やテナント企業・デベロッパー双方の収益力の向上等に資する課題の抽出と、課題への対応策に関して、産学連携で共同研究を行う。

<T-LOGI ブランドコンセプト>
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T-LOGIは「とどける人の力になる。」をブランドコンセプトとして事業拡大を進めている。

プロジェクトでは今年5月、「T-LOGI習志野」「T-LOGI久喜」の2つの物流施設の見学を行い、入居テナントから様々な意見を収集。7月29日には「選ばれ続ける物流施設 ~働く人向けた4つの仕掛け~」と題し、最終発表会を実施した。

<発表会の様子>
0910tokyotatemono2gif - 東京建物/選ばれる物流施設とは、早稲田大学と共同研究を開始

発表会では、「働き手の確保」にフォーカスし、物流施設で働くワーカーの五感に訴えて生産性を向上させたり、無意識に楽しみながら働きたくなるソフト・ハード両面での仕掛けの提案など、各種論文や研究を踏まえた新規アイデアが発表されたという。

今回の共同研究には大森峻一教授のほか、大森研究室に所属する学生4名、吉本一穗 早稲田大学名誉教授、斎藤文 東京都市大学特任教授が参画した。

東京建物では今回の共同研究プロジェクトで得られた知見を生かし、入居テナントのみならず物流業界全体の課題解決に資する、より良い物流施設の提供につなげたいとしている。

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