データプラットフォームの提供及びサプライチェーンDXを目的としたデジタルツインを提供するアイディオットは、AZ-COM丸和グループとともに、内閣府のSIPに準拠した物流プラットフォームを活用した配車計画アルゴリズムの開発とCO2削減への取り組みを開始すると発表した。
アイディオットは内閣府が推進する国家重点プロジェクトSIP「スマート物流サービス」において、全6件の実証実験のうち3件が選定され、SIP物流標準ガイドラインに完全準拠したプロダクトを開発している。AZ-COM丸和グループの3PLにおける豊富な実績と、弊社のデータ基盤を活用したシステム開発のノウハウを掛け合わせ、人材不足・小口配送の増加・原油価格高騰・カーボンニュートラルへの課題解決目的とした次世代流通ビジネスモデルの開発に着手する。また、AIを活用した配車計画機能、需要予測システムの構築を図る。
具体的には、アイディオットのプロダクトである「ADT(エー・ディー・ティー)」及び「Sim De Carbon(シム・デ・カーボン)炭素可視化シミュレーター」を活用し、物流業界の標準化を図る。
ADTは、物流業界の基礎データを数十種類のデータセットに集約したデジタルツイン。データプラットフォームを有する同社が、物流情報(物流拠点、配送員、車両等)だけでなく、地図上に天候情報や現実の情報を入れ込み、リアルタイムで連動した可視化シミュレーターとなる。