デカルト・データマインは2月13日、アジア発米国向け(往航)1月分と、米国発アジア向け(復航)2022年12月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 1月>
それによると、1月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は142万7796TEU(前年比17.1%減)となった。
同月は、国別輸送量1位の中国発が23.1%減と5か月連続の2桁減となったほか、ベトナム発(0.8%増)を除くすべての国が前年同月を下回った。なお、前月比では中国発が11.1%増で、アジア10か国・地域発合計も8.9%増となっている。
米国向け世界合計も5か月連続の減少で、207万2673TEU(13.4%減)となった。こちらも前月比では7.2%の増加となっている。
アジア主要10か国・地域発米国向けの荷動き上位品目は、1位が家具類、2位が機械類、3位が電子電機と続き、先月に続いて全品目が前年同月を下回った。
<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2022年12月>
一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)の2022年12月分は、45万5376TEU(5.1%増)。また、2022年通年の実績は545万8281TEU(3.7%減)だった。
国・地域別では、1位の中国向けをはじめ、韓国など7か国・地域が前年比プラスとなった。
品目別の輸送量は、1位がパルプ・古紙、2位が牧草・豆類、3位がプラスチックと続いた。
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