日本ロジテムは4月27日、同社グループ会社のロジテムタイランドが、タイ王国チョンブリ県に建設を進めてきた自社倉庫が3月に完成し業務を開始したと発表した。タイ国内では５ヵ所目の拠点開設となる。
＜倉庫外観＞
同社グループは、インドシナ半島において、タイおよびベトナムを中心として周辺国地域を含め事業を展開している。ロジテムタイランドは、タイ王国における物流事業会社として国内物流事業はもとより、陸上・海上輸送も組み合わせた国際複合一貫物流サービスの提供に取り組み、30年におよぶ事業実績を積み上げてきた。
新設倉庫は、レムチャバン国際港へのアクセスが良好で、自社物件の利点を生かし一部を危険物倉庫仕様とするなど、幅広いニーズに対応できる機能を有している。同社グループのインドシナ半島における物流業務の重要拠点と位置づけており、さらなる事業体制強化・物流サービスの充実に努めていくとしている。
■新設倉庫の概要
名称：ロジテムタイランド レムチャバン ロジスティクスセンター
所在地：タイ王国チョンブリ県
業務開始：2023年3月31日
アクセ ス：バンコク都より約120km レムチャバン国際港より約15km
スワンナプーム国際空港より約 105km
土地面積：約2万4000m2
延床面積：約1万4000m2（うち危険物倉庫 約900m2）
構造：鉄筋コンクリート造 平屋建高床式倉庫2棟
その他：ドックレ
