全農物流は4月28日、埼玉県久喜市で埼玉新倉庫・埼玉本社を竣工し、同25日に竣工式を行ったと発表した。
＜7号倉庫＞
＜8号倉庫＞
このたび竣工した施設は、7号倉庫と8号倉庫の2棟。
7号倉庫は3温度帯で、収容力は低温（8倉）が1万3000トン、冷蔵（4倉）が5400トン、冷凍（3倉）が4400トンの計2万3000トン。このうち、冷蔵と冷凍は同社にとって首都圏で初となる。
低温倉庫前室前には全長105m、幅25mの全天候型大庇を設置、冷蔵倉庫ではパーシャル温度帯による農畜産物の鮮度保持を可能とした。
低温倉庫では、米穀を最適な環境で保管するとともに、今後の市場拡大が見込まれる冷凍・冷蔵物流事業にも積極的に取り組んでいく。
8号倉庫は常温庫で、3階の事務所スペースは埼玉本社として利用する。
■施設概要
所在地：埼玉県久喜市樋ノ口50-5
アクセス：東北自動車道「久喜IC」2km
建屋：【7号倉庫】RCSS造地上2階建て延床面積1万6553.90m2
【8号倉庫兼新事務所棟】RCSS造地上3階建て延床面積5597.73m2
竣工：3月31日
