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日本GLP/神奈川県、輸送事業者と緊急支援物資輸送訓練実施

2023年06月02日/CSR

日本GLPは6月2日、GLP投資法人と神奈川県と、2022年3月に締結した「災害時における広域物資輸送拠点の開設等に関する協定」に基づいて、2023年5月23日に「GLP厚木Ⅱ」の施設において合同で緊急支援物資輸送訓練を実施したと発表した。

<GLP厚木Ⅱに集まった各輸送事業者>
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この緊急支援物資輸送訓練は神奈川県が統括し、神奈川県の自治体からは神奈川県、川崎市、厚木市、愛甲郡愛川町が、また輸送事業者としては神奈川県トラック協会、日本通運、SGホールディングスグループの佐川急便、ヤマト運輸、西濃運輸の5者が参加し、合同訓練を行った。

<支援物資仕分けの様子>
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<支援物資の積み込み>
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<トラックで地域内輸送拠点へ出発>
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訓練の目的は、災害を想定した災害救援物資の輸送拠点の開設、物資の受け入れ、仕分け、避難所への輸送に関するシミュレーションを行うことで災害時における課題の把握を行うとともに、神奈川県が市町村および協定締結先等との連携体制の確認を行い、災害時に各者が協働し効率的な運用を行えるようにするもの。日本GLPとGLP投資法人は、神奈川県との「災害時における広域物資輸送拠点の開設等に関する協定」において広域物資輸送拠点として候補となる「GLP厚木Ⅱ」を本訓練の拠点として提供した。

訓練では、「GLP厚木Ⅱ」から、各自治体の地域内輸送拠点および避難所への物資輸送をシミュレーションして行った。神奈川県が「GLP厚木Ⅱ」において広域物資輸送拠点の開設・運営を行うとともに、地域内輸送拠点または避難所への輸送指示を行い、川崎市、厚木市、愛甲郡愛川町は地域内輸送拠点及び避難所の開設・運営を行った。

「GLP厚木Ⅱ」に支援物資を想定した段ボール箱450箱を搬入し、荷物の仕分け作業とトラックへの荷積みが行われ、神奈川県トラック協会、日本通運、佐川急便、ヤマト運輸、西濃運輸がそれぞれの輸送ルートを担い、避難所まで支援物資を輸送する一連の救援作業を実際に行った。

なお、日本GLPはこれまでも協定の締結に留まらず、有事に実効力を発揮することを目的とした訓練を全国の各自治体や入居企業と連携して推進してきた。神奈川県内では、2022年10月に神奈川県相模原市、佐川急便、西濃運輸、日本GLPの4者で「4者合同救援物資配送訓練」を「GLP ALFALINK 相模原」の施設で実施したほか、「GLP 横浜」や「GLP 座間」において、地域住民が参加する防災訓練を実施している。

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