デカルト・データマインが6月13日に発表した米国貿易統計データ分析速報によると、5月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は147万4872TEU(前年同月比20.2%減)となった。前月比では5.2%増と増加基調が続いている。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較5月>
1位の中国発をはじめ、主要10か国全てが二桁減となった。2019年5月との比較は3%増で、コロナ禍以前をやや上回るレベルで推移している。なお、米国向け世界合計は210万5259TEU(18.8%減)だった。
<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較4月>
米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)の4月分は46万579TEU(3.4%減)となった。前月からは減少に転じている。
1位の中国向け、3位の韓国向けなど6か国・地域が前年を下回った。品目別では、2位のプラスチックや3位の牧草・豆類の増減が目立った。
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