資源エネルギー庁が6月30日に発表した5月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1206万kl（前年同月比6.0％減）と、4か月連続で前年を下回った。
輸入先国は量が多い順にアラブ首長国連邦（523万kl、前年同月比9.0％減）、サウジアラビア（466万kl、8.3％増）、クウェート（102万kl、15.9％増）、カタール（55万kl、同38.0％減）、エクアドル（26万kl、20.8減％）。
中東依存度は97.0%、前年同月比2.5ポイント増と、5か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1090万kl（7.2％減）と4か月ぶりに前年を下回った。油種別にみると、ナフサは前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、Ａ重油及びＢ・Ｃ重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は860万kl（0.2％増）と3か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油及びＢ・Ｃ重油は前年同月を上回ったが、ナフサ及びＡ重油は前年同月を下回った。
