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キャセイパシフィック/キャセイカーゴ、新ブランドキャンペーン

2023年07月11日/国際

キャセイパシフィック航空は7月11日、キャセイカーゴとして初のブランド・キャンペーン「We Know How」を6月21日に開始したと発表した。

<「We Know How」キャンペーン>
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<キャセイカーゴのPR動画>

同キャンペーンのスタートに際し、香港国際空港(HKIA)にある香港航空機技術(HAECO)の格納庫で特別セレモニーを開催し、キャセイカーゴの正式なブランド名の発表と新ロゴが塗装されたキャセイカーゴ初の貨物機ボーイング747-8Fを公開した。

「We Know How」キャンペーンはキャセイカーゴが本拠地の延長とするグレーター・ベイ・エリア(GBA)との結びつきを強める中で、2024年後半に予定されている香港国際空港の第3滑走路の運用開始に先立ち行うもの。本年2月のリブランドに続き、キャセイカーゴの核となるイノベーション、人材、ソリューション、サービスに焦点を当て、貨物事業としては初めての動画広告を制作、またポスターを香港MTRの香港駅で展開することで、専門的な取り扱いが必要な様々な分野の貨物に対応していることを訴求している。

キャセイカーゴは、顧客のあらゆる貨物のニーズに応えるため、そして香港を比類なき航空貨物のハブ空港にするため、様々な分野に投資を続けている。例として、次世代貨物動態追跡ツール「ウルトラ・トラック」、料金・スペース状況の確認を容易にした予約プラットフォーム「クリック・アンド・シップ」、特殊貨物ハンドリングを含む各ソリューションの見直し、キャセイカーゴ・ターミナルのファーマ・ハンドリング・センターを含むインフラ設備のアップグレード、プロセスのデジタル化やデータを活用したパフォーマンス測定などが挙げられる。

キャセイ・グループのロナルド・ラム最高経営責任者は、「貨物事業は当社にとって重要な事業であり、キャセイ・グループの伝統そして世界貿易の主要拠点である香港に欠かせない存在。近年では当社の収益においても、またワクチンや生鮮食品など生活に不可欠な貨物の輸送においても、生命線としての役割を果たした。私たちはハブ空港を通して物流を止めることがないよう尽力してきた。キャセイの重要な一部として、キャセイカーゴが香港の成長と発展に大きく貢献することを期待している」とコメントしている。

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