ジュームロジスティクスは7月25日、日本市場で越境ECが活況になる前から実績があるロジスティードエクスプレスを業務提携パートナーに選び、日本から米国へのB2C直行便を5月末から開始したと発表した。
これにより、ロジスティードエクスプレスが、ジュームロジスティクスの日本国内の主要パートナーとなる。また、この決定は、ジュームロジスティクスの日本での長期計画を確認するものとしている。
このパートナーシップの主な利点は、「米国におけるB2Cの直接輸送サービスの向上」、「荷物の配達スピードの向上」、「VAT(付加価値税)払い戻しの申請が可能」、「航空会社の規制に対応したリチウムバッテリー含有製品の取り扱いを開始」。
ジュームおよびジュームロジスティクスのIlya Shirokov(イリヤ・シロコフ)共同創設者は「私たちにとって、日本の顧客との信頼関係を構築することは最優先事項。ロジスティードエクスプレスとの連携は、私たちの日本での長期的な事業展開の計画を証明するもの。この協力により注文のITデータ転送交換システムや国境を越えた注文を処理する最新のITシステムを構築し、成長する日本の越境EC市場のサポートができればと考えている」と述べている。
また、ロジスティードエクスプレスの黒梅裕一社長は「この度のジュームロジスティクス社との連携により、顧客のビジネスを物流でサポートし、消費者の利便性向上をめざすとともに、当社ロジスティードエクスプレスの越境ECの事業ポートフォリオ拡大と両社の事業発展に寄与することを期待している」とコメント。
なお、ジュームロジスティクスは現在、月間500万以上の荷物を配送している。新ソリューションの導入により日本から米国全土の顧客への荷物を、7日以内というスピードで届けることが可能となった。ジュームロジスティクスの主要顧客の中には、BuyeeやZenPop、eBayおよびShopifyなど、既にこのサービスを活用し、国際配送を進めている企業もある。