日本通運は8月23日、NXグループの内航船「ひまわり」と鉄道輸送を組み合わせることにより、国際海上コンテナを国内中継輸送するサービス「Sea & Rail FT(Feeder Transport)」を8月24日から開始すると発表した。
このほど開発したサービス「Sea & Rail FT」は、外航コンテナ船が寄港する国内主要港(博多港・東京港・苫小牧港)と顧客との間をつなげる国内中継輸送サービス。国際海上コンテナ(40フィート・20 フィート/ISO コンテナ)を使用し同社グループの内航船である「ひまわり」と鉄道を組み合わせたモーダルコンビネーション型のサービス。
「Sea & Rail FT」の特徴には、トラック2024年問題に伴う輸送力不足の解決策として効果的。CO2 排出量を削減する環境に優しい輸送サービスで、顧客のサステナビリティ経営に貢献する。また、東京港・苫小牧港・博多港において、国際海上コンテナをそのまま輸送可能。ほぼ毎日出港で、スケジュール管理にも最適だ。さらに、内航輸送と鉄道輸送と組み合わせることで、港から離れた場所でも集配の対応が可能だ。
NXグループは、あらゆる輸送モードを組み合わせ、カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けてCO2排出削減に貢献する物流サービスを開発・提供することで、これからも顧客のサステナビリティ経営をサポートしていくとしている。
日本通運/「Sea&Rail」に、南九州ルート(宮崎港―神戸港)