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日本GLP/ALFALINK 相模原がドイツの建築部門デザインで最高位

2023年10月17日/物流施設

日本GLPは10月17日、大規模多機能型物流施設である「GLP ALFALINK相模原」が、ドイツデザイン評議会「German Design Council」が主催する国際的な建築デザインアワード「ICONIC AWARDS 2023」の建築部門において、最高位にあたる「Best of Best」を受賞したと発表した。

<GLP ALFALINK相模原>
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なお、物流施設としてICONIC AWARDSの「Best of Best」を受賞するのは世界で初。

「ICONIC AWARDS」とは、ドイツデザイン評議会「German Design Council」が主催する世界各国の建築関連デザインに焦点をあてた国際的な建築デザイン賞であり、建築における全ての優れたデザインを包括的に評価することを目的に 2013年より年次で開催されている。同賞は建築、インテリア、コミュニケーション、プロダクト、コンセプトの5つの部門カテゴリーごとに受賞作品が選出され、優秀な作品から順に「Best of Best」「Winner」「Selection」の三賞が授与される。

今回、建築部門における最高位「Best of Best」を受賞した「GLP ALFALINK 相模原」は、2023年5月までに全4棟が竣工した、総延床面積約68万m2の、日本 GLPが誇る最新鋭の設備・物流ソリューションを備えた日本最大級の次世代型物流施設。この施設のブランドコンセプト、ネーミング、ロゴデザインおよび建築・空間デザインは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏によるもの。この受賞にあたっては「GLP ALFALINK 相模原」のブランディングの視点を取り入れたリング棟のコンセプトやデザイン、従業員だけではなく地域住民も心地よく休息・リフレッシュできるスペースを創出し人々の出会いや交流の場として機能させた点など、従来の物流施設に新たな価値観をもたらしたことが評価されたもの。

<「GLP ALFALINK 相模原ブランドムービー」>

審査員のコメントでは「神奈川県に位置する最新の物流拠点「GLP ALFALINK 相模原」において、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が独自のブランディングの視点を活かし、敷地中央の建物に新たな息吹を吹き込みました。佐藤氏のデザインしたロゴを元に、物流施設の中心に配置されたリング状の建物は、人々の出会いと交流の場として機能し、効率と最適化を追求する従来の物流施設に新たな価値観としての人間的側面をもたらしています。この象徴的なランドマークは従業員や地域住民の交流スペースとして、また緑地とスポーツを楽しむマルチコートを併設することで、心地よい休息とリフレッシュの場としても活用され、「GLP ALFALINK 相模原」の活力を象徴するレクリエーションスペースとして機能します」と高く評価している。

また、佐藤可士和氏は「ALFALINK 相模原のプロジェクトは、物流に真摯に向き合い、地域、社会、顧客に開いた施設を構築して、さまざまな要素が連鎖して新たな価値を創造しながら社会課題を解決していくことを目指しました。「ICONIC AWARD」のような国際的な賞で評価していただけたことはとても嬉しく思っています」と述べている。

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