内外トランスラインが10月30日に発表した2023年12月期第3四半期決算によると、売上高243億2600万円(前年同期比32.8%減)、営業利益32億7800万円(34.2%減)、経常利益35億3400万円(33.5%減)、親会社に帰属する当期利益23億8500万円(34.5%減)となった。
セグメント別では、日本の売上高は、170億3500万円(37.1%減)、営業利益も23億400万円(34.3%減)となった。
日本における国際貨物輸送事業は、輸出混載貨物を主力としている。売上高は、単体については、運賃の下落や取扱数量の減少が影響し減収減益となった。国内子会社につきましては、ユーシーアイエアフレイトジャパンは、主力とする航空輸送の需要減退により減収減益となった。また、フライングフィッシュは、新規取引の拡大に努めているが、運賃の下落等をカバーするには至らず、減収減益となった。
海外における売上高は、72億9100万円(20.0%減)、営業利益も9億7600万円と前年同四半期と比べ5億円(33.9%減)となった。
グループはアジア地域及び米国に連結子会社11社を有している。これらの海外子会社では近年、日本発着以外のサービスも強化、推進しているが、第3四半期連結累計期間においては、運賃の下落及び海外の取扱の大半を占める日本からの混載貨物の減少の影響を受け、減収減益となった。
通期は、売上高320億円(32.4%減)、営業利益42億円(37.1%減)、経常利益45億円(34.5%減)、親会社に帰属する当期利益30億円(35.5%減)を見込んでいる。
SGHD 決算/3月期の売上高8.2%減、営業利益34.1%減