デカルト・データマインは3月12日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)2月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較2月>
それによると、母船積み地ベースのコンテナ数量は152万1001TEU(前年同月比28.1%増)となった。コロナ前の2019年2月との比較では23.1%増。
ただし、2023年2月は中国発の大幅減(35%減)等によってアジア発が急減(29%減)しており、その反動分を含む伸び率となっているため、前月(2024年1月)比では7.3%減少している。
品目別の荷動きを見ると、上位10品目の全てが前年同月を上回っている一方で、前月比は全品目がマイナスと対照的で、ここでも前年同月比の増加が反動増を含んだものであることが伺える。
なお、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)2月分のコンテナ輸送量実績データについては、米国税関AES申告データの一部が2023年11月分以降更新されていないため、配信を延期している。
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