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DHL Express/CO2排出量削減サービスがアジア太平洋で1.2万突破

2024年03月15日/国際

DHL Expressは、アジア太平洋地区(中国を除く)において「GoGreen Plus」サービスの利用顧客数が累計で1万2000を突破したと発表した。

<DHL Expressの貨物機>
20240315dhl - DHL Express/CO2排出量削減サービスがアジア太平洋で1.2万突破

これには、「GoGreen Plus」の利用契約を締結した約2800社の企業や、DHLのオンラインシッピングツール(MyDHL+)を利用し、発送時に「GoGreen Plus」を選択した顧客が含まれる。

「GoGreen Plus」は、2023年2月より導入された、持続可能な航空燃料(SAF)の使用により航空貨物輸送に伴う二酸化炭素排出量の削減(インセット)を可能にした業界初の輸送サービス。「GoGreen Plus」を利用することで、企業のバリューチェーンで発生する間接的な温室効果ガス排出量(スコープ3)の削減が可能になった。「GoGreen Plus」は、現在、SAFを利用して航空貨物輸送に関連した二酸化炭素排出量を削減できる、国際エクスプレス業界で利用可能な唯一のサービス。

DHL Expressアジア太平洋地区のケン リーCEOは、「私たちには、2050年までの、ロジスティクス事業に関するネット・ゼロエミッション達成という明確なミッションがある。『GoGreen Plus』は発売からまだ1年だが、顧客の好意的な反応から、市場におけるサービス投入の機が熟してきていると言える。利用者は、企業のみならず一般消費者にも広がりを見せている」と述べている。

また「当社が実施した調査によれば、アジア太平洋地域でオンライン発送を行う3人に1人以上(38%)は、環境に配慮した配送オプションに対し追加の料金を支払う用意があると回答されている。「GoGreen Plus」の幅広い浸透は、それぞれの荷主がSAFを使用した脱炭素化実現のために追加料金を支払う事も厭わないとの意欲を示していると言える」とコメントしている。

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