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C&FロジHD 決算/3月期の売上高2.4%増、営業利益8.5%増

2024年05月09日/決算

C&Fロジホールディングスが5月9日に発表した2024年3月期決算によると、売上高1160億2800万円(前年同期比2.4%増)、営業利益47億7700万円(8.5%増)、経常利益51億9400万円(5.3%増)、親会社に帰属する当期純利益32億8300万円(7.4%増)となった。

TC事業では、コンビニエンスストアや量販店でのチルド食品の取扱物量の回復が緩やかに進み、コストアップに応じた適正料金の収受に加え、新規業務の獲得やEC関連物流業務が拡大したことで、売上高は743億5300万円(2.7%増)となった。

営業利益は、従業員の処遇改善や正社員化の促進、人員確保を背景とした労務費の増加や、燃油単価の高騰による燃料費の増加があったものの、車両メーカーの供給体制に起因する買い替えの遅延などが営業原価の上昇を抑制したこと、また成長分野を含めた収益性の高い業務の取込・拡大が利益を押し上げたことで、42億1500万円(23.3%増)となった。

DC事業では、市販用冷凍食品の出庫物量が低調に推移したことに加え、一部取引先の物流再編の影響による減収要因があったものの、業務用冷凍食品の物量回復や、コストアップに応じた適正料金の収受、前期中に稼働開始した物流施設での物量増加によって、売上高は396億9900万円(1.3%増)となった。

営業利益は、電力契約変更などによる動力費の減少はあったものの、人員確保に伴う労務費の増加や新規物流施設稼働に伴う償却負担増加等によって46億7000万円(7.7%減)となった。

2025年3月期は、売上高1191億円(2.6%増)、営業利益47億円(1.6%減)、経常利益47億円(9.5%減)、親会社に帰属する当期純利益30億円(8.6%減)を見込んでいる。

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