デカルト・データマインは5月13日、米国税関B／L統計を基にまとめたアジア発米国向け（往航）4月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。
＜アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較4月＞
＜国・地域ごとのコンテナ輸送量＞
4月の母船積み地ベースのコンテナ数量は153万2658TEU（前年同月比9.5％増）となった。
3月（19.9％増）と比べて輸送量の伸び率は縮小しているが、これは中国の伸び率が1.6％増と縮小したことによるもの。中国発は前年4月分が3月を底に急増しており、その影響で今年の伸び率が縮小している。
なお、アジア発米国向けの輸送量は、1月～4月までの累計で613万9934TEU（17.5％増）と、依然として高い水準で推移している。
＜主要品目の動き＞
品目別の荷動きは、上位10品目の全てが前年同月を上回っており、なかでも自動車関連の増加が目立った。
なお、米国発アジア主要10か国・地域向け（復航・最終仕向地ベース）3月分のコンテナ輸送量実績データについては、米国税関AES申告データの一部が2023年11月分以降更新されていないため、配信を延期している。
■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan
南石 正和
Email：mnanseki@datamyne.jp
Tel：090-5868-8377
HP：https://www.datamyne.com/
