国土交通省は5月14日、「第3回 自動物流道路に関する検討会を開催した。
＜羽藤英二委員長＞
参加委員は委員長を務める東京大学大学院工学系研究科の羽藤英二教授をはじめとして、計10名、オブザーバーとして国土交通省から物流・自動車局物流政策課、貨物流通事業化、日本貨物鉄道、日本物流システム機器協会が参加した。
冒頭、羽藤英二委員長は「今回で3回目を迎えることになった。現在、ドライバー不足はまさに危機的な状況にある。そうした中、輸配送でのニーズがどこにありどのような運び方が求められているのか、自動物流道路のイメージを具体的な要素から想定していく事を検討していきたいと思っている」と述べた。
検討会では、味の素、アサヒグループジャパン、アマゾン・ジャパンといった事業者のヒアリングに移り、その後、「需要について」、「物流拠点について」、「高速道路空間を活用する場合の主な論点(NEXCO中日本)」、「施工技術について」、「建設・運営のスキームについて」、「実験線について」、「中間とりまとめ構成案について」と、多方面からの検討を開始した。
