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東京建物/T-LOGI鶴ヶ島が竣工、東京ロジファクトリーが一棟入居

2024年06月03日/物流施設

東京建物が東京ガス不動産と埼玉県川越市に共同開発していた「T-LOGI鶴ヶ島」が5月31日に竣工し、東京ロジファクトリーの専用施設「第2物流センター」として開業した。

<「T-LOGI鶴ヶ島」外観>
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施設は圏央道と関越自動車道の結節点に位置し、圏央道「坂戸IC」 や関越自動車道「鶴ヶ島IC」 の利用により、関東全域への配送のほか北信越への広域配送にも適した立地となっている。

また富士見工業団地内に位置していることから、24時間のオペレーションも可能。最寄り駅である東武東上線「若葉駅」から施設周辺にかけて住宅地が広がっており、雇用確保の側面でも優位性が高い。

<位置図>
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他のTーLOGIシリーズと同様、東京ガスエンジニアソリューションズの太陽光発電サービスを活用し、屋上に太陽光パネルを設置。発電した電力を商用電力と併せて施設内で自家消費する。

<自家消費と自己託送のイメージ>
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余剰電力についても東京建物が所有する施設に「自己託送」の仕組みを用いて送電し活用する。こうした取組みにより、「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」最高ランクである「ZEB」認証と「CASBEE」Aランクを取得する予定だ。

■施設概要
所在地 埼玉県川越市大字栄3-1、大字竹野14-1(地番)
交通
関越自動車道:「鶴ヶ島」IC 約4.1km
圏央道:「坂戸」IC 約4.5km
東武東上線:「若葉」駅 約2km
敷地面積:約1万492m2(約3174坪)
延床面積:約2万3406m2(約7080坪)
規模:地上 4階
形状:4層ボックス(1F 片側バース)
設計:大末建設
施工:大末建設
構造:RC造(一部鉄骨造)
耐震区分:耐震
プラットフォーム: 1階 高床式 1.0m
梁下有効天井高:各階 5.5m
柱スパン:10.8m(W)×10.4m(D)
床荷重 :1階 2.0t/m2、2~4階 1.5t/m2
ドックレベラー: 1階 4基
バース数:22台(40ft)
駐車場:普通車計 35台
トラック待機場:2台
竣工:2024年5月31日

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