川崎汽船は6月7日、「“K”LINE Group 環境アワード2024」表彰式を開催した。
<表彰式の様子>
グループの役職員が取り組む優れた環境保全貢献活動を表彰するもので、最優秀賞にはダイトーコーポレーションの「曳船における燃料消費削減のための取り組み」が選ばれた。
<ダイトーコーポレーションの取り組み>
ダイトーコーポレーションが運航する曳船では燃料消費量・CO2排出削減のため減速運転しており、特に曳船「かがやき」は減速運転のうえ適正なトリム(船の傾き)を実現することで約5%の燃料消費量削減を達成した。
優秀賞は、GHG排出削減などに取り組んだ4件。
“K” Line Pteの「シンガポール港内でのドローンによる船用品デリバリー」、“K” Line (Deutschland)の「ロボットによる自動車船船底掃除」、ケイライン ロジスティックスの「輸入貨物緩衝梱包材の再利用」、“K” Line Americaの「ノー印刷デーの実施」が受賞した。
このほか、過去累積10エントリーに対する表彰としてダイトーコーポレーションと日東物流に功労賞が贈られた。
川崎汽船グループでは、持続可能な社会と青く美しい海を次の世代に伝えるため、今後も積極的に環境保全・生物多様性保全に貢献していきたいとしている。