鈴与と鈴与カーゴネットは7月3日、日本物流団体連合会が主催する第25回物流環境大賞表彰で「特別賞」を受賞したと発表した。
＜左から、真貝康一 物流連会長、石田慶子 ASブレーキシステムズ生産管理部物流グループリーダー、真嶋克仁 碧南運送社長、松山典正 鈴与取締役、亀井遊太 鈴与カーゴネットフェリー輸送事業本部長＞
ASブレーキシステムズ、碧南運送の「兵庫～福岡」間の配送について、従来はトレーラーによる陸上輸送だったものを、「神戸港～新門司港」のフェリーを活用するモーダルシフトに取り組み、海陸一貫輸送としたことが評価された。
従来の輸送方法に比べCO2の年間排出量を204トン (従来比53.8％)削減。長距離陸上運送を回避することで、乗務員の拘束時間も年間6480時間削減できた。
＜受賞した取り組み＞
鈴与と鈴与カーゴネットは「モーダルシフトの推進や、積載量・積載率向上など物流の最適化提案を通じて、環境負荷軽減や乗務員の労働環境改善を図っていきたい」としている。
