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アジア発米国向け海上コンテナ輸送/9月の輸送量17%増で過去最多

2024年10月15日/調査・統計

デカルト・データマインは10月15日、米国税関B/L統計を基にまとめたアジア発米国向け(往航)9月分の海上コンテナ輸送量実績データを発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較9月>
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データによると、9月のアジア主要10カ国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は13か月連続で前年同月を上回り17%増の189万TEU(単月過去最多)となった。
これは前月から5.4%増となり、前月の前々月から5%減を取り戻した形となる。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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米国輸入世界合計の9月分は前月から3%増、前年比14%増の253万TEUとなった。

<主要品目の動き>
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品目別では、上位10品目の中で5位の玩具・運動具、9位のゴム製品・タイヤがそれぞれ16%、12%の増加、3位の機械類(HS84)のみが4%減ながらも、1位の家具類(HS94)は前月から7%増、前年比23%増となり、10品目全体では前月から6%増、前年比では16%増となった。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 南石正和
TEL:090-5868-8377
MAIL:mnanseki@datamyne.jp

アジア発米国向け海上コンテナ輸送/8月の輸送量16%増

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