デカルト・データマインは9月24日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の8月分統計データを発表した。
これによると、8月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万1211TEUと前年から5.6%増加し、4月から5か月連続増加した。
第3国へのトランシップ貨物は、前年比マイナス1.0%(韓国6.3%増、中国54.0%増、台湾28.3%増)と韓国と中国が増加し、台湾が大幅減となった。
TS貨物量は昨年4月以降前年比で減少し、TS率は31.1%となり、昨年8月以降前年比で13か月連続減少した。
日本発母船直航ベースでは前年比8.4%増の3万5511TEUとなり、前年比増は昨年8月から13か月連続。このうち海外からの集荷貨物は190TEUとなり、前年の385TEUから195TEU減少した。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、自動車関連が前年比で9.5%増、農機・建機などを中心とした機械類が4.1%増、タイヤを含むゴム製品が21.9%減、プラスチック製品が10.1%増だった。
■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 清水邦彦
TEL:090-6509-2632
メール:kshimizu@datamyne.jp