三井不動産は10月30日、2024年度GRESBリアルエステイト評価で「GRESBディベロップメント・ベンチマーク」の最高位評価「5スター」を獲得したと発表した。
＜GRESB「5スター」のロゴ＞
GRESBは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス（ESG）配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称であり、責任投資原則（PRI）を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設された。
またGRESBリアルエステイト評価は、個々の不動産を対象としたものではなく、不動産会社やREITごとのサステナビリティへの取り組みを総合的に評価することが特徴だ。
三井不動産が「GRESBディベロップメント・ベンチマーク（新規開発・大規模改修評価）」において最高位評価「5スター」を得るのは、これで2年連続となる。
なお今回の評価ではほかに、「GRESBスタンディング・インベストメント・ベンチマーク（既存物件運用評価）」においても「4スター」を取得している。
三井不動産は、2024年4月の新グループ経営理念策定時に設定した「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ＆インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つの課題に取り組み、サステナビリティに貢献していくとしている。
三菱地所／5年連続で最高評価 GRESBリアルエステイト評価5スター取得
