東京都は11月11日、公共の駐車スペースを運送事業者へ荷さばき用に無償提供する事業で、東品川(品川区)など新たに3か所を追加した。現在運用中の駐車スペースは計17か所になった。
この事業は、2024年問題を契機に、都が再配達の削減など、官民挙げて取り組もうと呼び掛けているプロジェクト「東京物流ビズ」の一環。7月10日に5か所の駐車場から運用を始め、順次拡大している。
利用するには、事前に「東京物流ビズ」に賛同し、事業の利用を登録する必要がある。また、駐車スペースの利用時に出入庫を登録する。1回の利用時間の目安は30分で、午前8時から午後10時までの間、利用できる。
■東京都貨物車駐車スペース提供事業
https://t-butsuryu-biz.metro.tokyo.lg.jp/action/parking_space.html