関通は12月10日、埼玉県所沢市に新設した新施設「関通 所沢物流センター」の竣工式を行った。
<「関通 所沢物流センター」が入居する「 GLP所沢」外観>
「関通 所沢物流センター」は、日本GLPのBTS型物流施設「GLP所沢」を専用施設として開業、12月10日より稼働する。
「GLP所沢」は、関通の快適な働く環境を整えるため、施設内にはレストランやシャワー室が設備されており、また庫内には大型シーリングファンが設置されるなど、従業員にとって快適な就労環境が整備されている。
竣工式には、関通の達城久裕社長や、日本GLPの松脇隆 常務執行役員のほか、所沢市 松本明信 市議会議員なども参列した。
専用施設として入居する関通の達城久裕社長は、関係各所への謝礼を述べたうえで、日本GLPとの関係についてコメント。
企業全体の物流施設のうち3割を日本GLPから借りており、企業の成長が日本GLPとの関係があってから大きく進んだと述べた。
また、BtoCの物流企業であることから、地域に貢献できる運営を目指す旨にも触れ、物流センターを商品でいっぱいに埋めるような形にしていきたいと目標を語った。
帖佐義之社長はリモート参加での挨拶で、「参加がかなわなかったものの、現地にいる気持ちで竣工式を迎えられた」としたほか、関通にとっては初となる関東のBTS型物流施設である点を「非常にめでたい」と述べた。
また関通との関係がコロナ禍になって以降であることにも触れ、その成長速度についても言及。関通の成長をサポートする中で、事業機会の獲得にもつながっており、まさしくwin-winの関係であることを強調した。
日本GLPは、今回の竣工を新たなスタートラインとし、今後も施設の運営に努めていくとしている。
<鏡開きの様子。左から たばたプランニング 新井芳弘 寄居支店長、フクダアンドパートナーズ 小野敬則 取締役専務執行委員、鴻池組 青谷茂樹 執行役員副本店長、日本GLP 松脇隆 常務執行役員、関通 達城久裕 社長、所沢市 松本明信 市議会議員、千葉銀行 齊藤成 執行役員東京営業部長>
<乾杯の祝辞を述べる日本GLP 松脇隆 常務執行役員(中央)、関通 達城久裕 社長(右)、鴻池組 青谷茂樹 執行役員副本店長(左)>
竣工式パーティーでは、関連企業の代表7名が日本GLPの法被を着用して鏡開きを実施。
松脇隆 常務執行役員は、関係者への謝礼と、今後も先進的な物流施設を作っていきたいという旨を述べたのち、神職の言葉に倣って「乾杯」ではなく「おめでとうございます」で、乾杯の挨拶とした。
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