日本貨物鉄道(JR貨物)は12月16日、鹿児島線川内駅構内での12月12日に発生した貨物列車脱線に伴い、肥薩おれんじ鉄道線及び鹿児島線の一部区間を通過する列車の運転を取り止めていると発表した。
現在、復旧作業を行っているが、運転再開には時間を要するとのことで、運転再開の見込みは立っていない。
貨物列車の運転を取り止めている区間は、肥薩おれんじ鉄道線・鹿児島線 八代駅 ~ 鹿児島貨物ターミナル駅間。 代行輸送について トラックによる代行輸送を実施している。
なお、脱線事故は、12月12日3時03分頃、鹿児島線川内駅構内において、第8097列車(熊本駅発 鹿児島貨物ターミナル駅行、機関車1両・コンテナ貨車11両)が発車後、運転士は横揺れを感じたため、直ちに非常ブレーキを使用し、防護無線の発報などの列車防護手配を行った。その後、車両点検を行ったところ、機関車1両とコンテナ貨車2両(1~2両目)が脱線しているのを認めたもの。
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