商船三井は1月10日、子会社が発注したTotalEnergies Gas & Power Limited（TGPL）向け定期貸船契約に投入予定の新造LNG船の命名式を韓国で行ったと発表した。
＜MOL AZURE（左）と、命名式の様子＞
船名は「MOL AZURE」（エムオーエル・アズール）とし、1月14日の竣工後、最初の積み地であるアメリカに向けて航行を開始する。
「AZURE」はイタリア語で青を意味し、「青い海から人々の毎日を支え、豊かな未来をひらく」という商船三井の企業理念を示す。
そこに社名の「MOL」を冠することで、グループLNG船隊の中核を担う船だと明示した。
燃料消費効率を改善した最新型のMAN Energy Solutions社製エンジンを搭載しており、従来のLNG船と比べて環境に配慮した仕様となっている。
■MOL AZURE 要目
主要寸法：全長294.9m、船幅46.4m
船型：17万4000m3 メンブレン型
搭載主機：ME-GA
造船所：Hanwha Ocean
船舶管理会社：MOL LNG Ship Management （商船三井100％子会社）
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