横浜市港湾局は1月23日、タイ港湾庁とのパートナーシップ港連携10周年を迎え、式典を開催したことを発表した。
<タイ港湾庁長官(左)、事務次官(左から2番目)、副首相(左から3番目)、横浜市港湾局長(右から3番目)、横浜港埠頭 社長(右から2番目)、横浜川崎国際港湾 社長(右)>
横浜市は、タイ港湾庁との間で、2014年4月にパートナーシップ港連携に関する覚書を、その2015年1月には具体的な取組に関して基本合意書を締結し、両港での研修やセミナーなどを通じ交流を深めてきた。
パートナーシップ港連携が今年で10周年を迎え、タイ王国から副首相兼運輸大臣及び運輸省事務次官兼タイ港湾庁港湾委員会委員長、並びにタイ港湾庁長官等の、タイ港湾庁関係者が横浜港に来訪。1月22日にパートナーシップ港連携10周年記念式典を開催した。
基本合意書では、特定の分野における情報交換や相互協力について確認。2024年に5年間の有効期限を迎えたことから、タイ港湾庁との協議の上で新たにグリーンポート、脱炭素イノベーション、デジタル化についての情報交換に取り組む旨を追加している。
引き続き連携を深め、両港における課題解決を進めることに合意して、基本合意書を更新した。
■式典参加者
【タイ代表団】
タイ王国副首相兼運輸大臣 スリヤ・ジュンルンルアンキット氏
タイ王国運輸省事務次官兼タイ港湾庁港湾委員会委員長 チャヤタン・プロムソーン氏
タイ港湾庁長官 グリアンガイ・チャイスィリウォンスック氏
【横浜港】
横浜市港湾局長 新保 康裕氏
横浜港埠頭株式会社 代表取締役社長 植松 久尚氏
横浜川崎国際港湾株式会社 代表取締役社長 人見 伸也氏