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ダイハツ/インドネシアに新車両工場完成、部品物流効率化も

2025年02月27日/生産

ダイハツ工業のインドネシア現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター社(ADM)は2月27日、環境面と生産効率面における最新技術を導入したカラワン車両工場 第2ラインの本格稼働を開始した。

コンセプトは、ダイハツのモノづくりの考え方である「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」をさらに進化させた「E-SSC」。2022年にリファインした京都(大山崎)工場で採用した革新技術を中心に、環境面や生産効率面で最新の生産技術をボデー・塗装・組立の各工程で導入することで競争力を高めるとともに、工場建屋屋根への太陽光パネル設置などにより年間約30%のCO2排出量を削減する計画。

<新工場(カラワン車両工場第2ライン)>

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新工場は、従業員とトラックを含む車両との動線を分離することにより、安全を担保しつつ部品物流を軸とした効率的な工場レイアウトとなっているのも特徴。また物流トラックの動線を確保し、部品置き場とラインの近接化により運搬距離を短縮している。

<新工場(カラワン車両工場第2ライン)概要>
所在地:西ジャワ州カラワン スルヤチプタ工業団地内
敷地面積:22万4592m2
建屋面積:7万1953m2
稼働開始:2024年12月
生産能力:14万台/年

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