イトーキは3月26日、近未来型高速ピッキング装置「システマストリーマーSAS」を納入した事例の動画を公開した。血液検体の保管・管理事例。
<動画>
「システマストリーマーSAS」は、シャトル台車式自動倉庫システムで、物流現場で高速化、省力化、省人化に貢献するハイスピードバッファ装置となる。
検体保管エリアでは、入退室の厳密な管理と保管庫へのアクセス記録を徹底。人が容易に立ち入れない施設内で、全自動でSASが稼働することで万全のセキュリティを実現した。
狭い空間でも大量の検体を立体的に保管でき、高効率なスペース活用ができる。検体保管エリアは冷蔵状態で、低温でも安定稼働する。
高頻度で取り出しが必要な検体はSAS(早倉)、比較的取り出しの頻度が低い検体はSAT(遅倉)で保管し、入出庫のスピードを最大化したという。
また、洪水や地震など災害に備え、保管エリアは2階に設置し、万が一の場合は人の手で検体を安全に取り出せるようになっている。
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