物流機器やロジスティクスシステムの開発・製造・販売を行うアイオイ・システムは3月26日、WMS（倉庫管理システム）ソフト 「AINECT」 クラウド版を販売開始すると発表した。
「AINECT」は、物流現場のニーズに応じた基本機能を備えたシンプルなWMSソフトウェアで、様々な機器とスムーズに連携ができるのが特長。クラウド化することで、物流現場の波動にも柔軟に対応できる。
＜「AINECT」クラウド版イメージ＞
アイオイ・システムは長年、物流現場の課題を解決するためのMH（マテリアルハンドリング）機器を製造・販売してきた。
「AINECT」クラウド版は、その豊富な経験とノウハウを結集し、現場に根ざした知恵を活かして開発したもの。デジタルピッキング表示器から各種MH機器、さらにはロボティクスまでの広範なコントロールを可能にし、物流現場のシームレスな連携を実現する。
同システムは繁忙期などの物量増加時でもフレキシブルにスペックを拡張でき、設置サーバーの手配が不要となるため初期費用を大幅に削減できるのもポイント。最新のセキュリティパッチの適用等により、安全性も確保している。
今後、現場の実態に精通したエンジニア陣による精緻なソフトウェア開発を通じて、導入後も顧客に寄り添った伴走型のサポート体制を整えていく。
アイオイ・システム／ピッキング・アソート作業効率向上ソフトに新バージョン
