沼尻産業は4月1日、茨城倉庫の全株式をSPCを通じて3月31日をもって取得したと発表した。
茨城倉庫は1949年に創業し、水戸エリアに約1万坪の倉庫施設を有する物流企業で、希少性の高い定温倉庫を保有し、素材の取扱いに強みを持っている。
沼尻産業はつくばエリアを中心として約6万件の倉庫施設を運営しているが、茨城倉庫をグループに迎え入れることにより、茨城県全域に拠点網を拡げると共に、定温倉庫、危険物、重量物、医薬品、文書保管・トランクルームなどの専門的な機能・サービスを強化する狙いがある。
かねてより、「茨城に強い物流会社」を標榜し、「物流で人々幸せに」を合言葉として掲げてきたが、今回の茨城倉庫のグループ会社化により、社会インフラとしての物流機能をさらに強化すると共に、沼尻グループ全体の総合力と時代のニーズに即した物流の革新を通して、地域社会の発展に貢献していくとしている。
■茨城倉庫概要
本社所在地:茨城県水戸市木葉下町292-22
事業内容:倉庫業、運送業
設立年月日:1949年9月27日
公式HP:https://www.ibasou.com