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東レエンジD/バース予約システム開発、サブスク型で提供開始

2025年04月03日/IT・機器

東レエンジニアリングDソリューションズ(東レエンジD)は、トラック入場の予約・記録システム「TONOPS(トノプス) バース予約」を開発し、4月から販売を開始する。

トラックの待機時間削減や荷役作業の効率化を目的に開発したシステムで、業務に必須な機能に絞り込み、導入しやすい価格設定とした。トラック入場管理を必要とする荷主側企業や運輸・倉庫事業者向けに、月々3万円から、サブスクリプションで販売する。

同予約システムは、バースへの入場スケジュールを荷主企業と運輸企業側で事前に共有し、荷役・荷待ち時間を記録(受付記録)することで、2024年問題で課題となっている荷待ち・荷役時間の可視化および低減に貢献する。

さらにダッシュボードへ表示される予約状況やKPIを参照して、配送車両の配送業務の効率化に向けた、さらなる改善検討を早期に進めることも可能だ。

「TONOPS」は工場向けの自動化・管理ツールとして開発されたシステムで、2022年にロジスティクスシリーズの販売を開始。製造業、小売業、外食産業向けに、AIで配送ルートを最適化する機能を搭載した物流管理システムをリリースした。そして今回、新たに「TONOPSバース予約」をシリーズに加え、2025年度に5000万円、2028年度に3億円の売上高を目指す。

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