東北システムズ・サポートは4月15日、近距離での読み取りに特化したUHF帯RFIDリーダーとして、ウェアラブル型の「MR20」と、バーコードスキャン機能搭載のハンディ型「SR160」を発売した。
「MR20」は、手の甲に装着して使用する、近接読み取り特化型のUHF帯RFIDリーダー。装着したまま商品や荷物を手に取るだけで、対象タグのIDを瞬時に読み取れる。
本体は5×6センチ、約65gの超小型で、ポケットサイズ型ハンディリーダーとしても利用でき、1人1台ずつ携帯することができる。
また「SR160」は、RFIDとバーコードのハイブリッド型ハンディリーダーとして同時発売する。
RFIDは、ICチップとアンテナを内蔵したタグの情報を、電波を利用して非接触で読み書きする自動認識技術。電波が届けば瞬時に読み取れるため、バーコードのように目で見てスキャンしなくて済む。
大量の商品や部品を高速で一括検知できる点も特長だが、一方では、読み取り対象を特定しにくく、個別アイテムを識別したいピッキング業務では導入しづらいという問題があった。
そこで、読み取り距離を数センチに限定し、近づけた対象タグのみピンポイントで読み取る「UHF帯近距離RFID」技術を採用した。
■東北システムズ・サポート「RFID Room」
https://rfid.tss21.co.jp/
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