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traevo/匿名で繋がれる、共同輸送相手探索サービスを提供開始

2025年08月06日/IT・機器

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traevoは8月1日、荷主・運輸事業者を対象に、共同輸送相手を探索できるサービス「traevo noWa」の提供を開始した。

匿名性を担保しながら、混載や往復輸送を共同で行える事業者を検索できるのが特徴で、Excelによる自社輸送データ(発着地市区町村、車種、車格、輸送台数等)を登録し、自社の希望条件を入力すれば、共同輸送相手を検索できる。

<「traevo noWa」画面イメージ>
0806traevo2 - traevo/匿名で繋がれる、共同輸送相手探索サービスを提供開始

検討可否については画面上でコミュニケーションでき、双方合意となれば直接詳細条件などを確認し、協議するという仕組み。物流情報の可視化・共有を通じて、業種や業態を超えた実践的な水平連携が可能となる。

traevoは2022年1月に設立。運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)とワーキンググループ活動を実施し、traevo Platformの機能を活用した中長期の共同輸送相手を検索するユニバーサルシステムを構築した。

実証実験と北海道での実証事業を経てサービスを開始し、ロジスティクスを推進する取組として8月5日、TDBCと共に2025年度「ロジスティクス大賞」を受賞した。

既にTDBC会員や北海道の物流事業者、荷主など53社が利用しており、実証期間では積載効率、燃費、Co2排出量すべてにおいて30%~40%の改善を実現している。

「traevo noWa」の「Wa」には、業種や会社規模問わず誰もが同じデータを公平、平等に活用することで共同輸送の実現を目指すという「和」と、物流共通課題に対して各社が繋がり協調することで持続可能な物流環境を構築する「輪」の意味を込めたという。

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