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CPD/福岡県粕屋町で4.3万m2のマルチテナント型施設の開発計画始動

2025年09月19日/物流施設

センターポイント・ディベロップメント(CPD)は9月19日、福岡県粕屋町でマルチテナント型物流施設「CPD福岡」の開発計画を始動すると発表した。

<「CPD福岡」の外観パース>
20250919center01 520x444 - CPD/福岡県粕屋町で4.3万m2のマルチテナント型施設の開発計画始動

粕屋町大隈西土地区画整理事業地内での開発で、CPDでは初めて土地区画整理事業の保留地を取得する計画。

延床面積約4万3000m2で2026年2月着工、2027年中の竣工を予定している。

「CPD福岡」は、九州自動車道・福岡ICや国道201号から約1kmに位置しており、幹線道路との近接性を活かした福岡市内など大消費地向けの都市部配送に加えて、高速道路網を通じて九州全域への広域配送にも適している。

<周辺図>
20250919center02 520x527 - CPD/福岡県粕屋町で4.3万m2のマルチテナント型施設の開発計画始動

周辺は多数の流通業務施設が集積するエリアで、今後も高い物流ニーズが期待され、JR香椎線・篠栗線「長者原」駅、JR香椎線「伊賀」駅から約1kmと徒歩圏のため、公共交通機関を利用した通勤アクセスが可能であることから雇用確保にも強みを持つ。

建物は大型の高機能マルチテナント型物流施設として地上4階建の耐震構造で、1フロア約9900m2(約3000坪)の賃貸区画を持ち、床荷重は1階2.5t/m2、2~4階は1.5t/m2、柱スパンは11m×10.65m、梁下天井有効高さ5.5m。

ワンウェイスロープにより2階へのアクセスが可能で、1~2階には合計42台が接車可能な高床トラックバースを設置。

最小面積約5280m2(約1600坪)から最大6区画の分割を想定しており、各区画に大型荷物用EVと垂直搬送機を1基ずつ配備することで、多様な荷物に対応し、保管・搬送の効率化を実現する。

また、環境負荷低減に配慮した施設としてCASBEE、BELS、ZEB Readyなどの環境評価取得を目指す。

■施設概要
施設名:CPD福岡
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町大隈西土地区画整理事業地内
敷地面積:約1万8000m2
延床面積:約4万3000m2
構造:鉄骨造4階建(予定)
着工:2026年2月(予定)
竣工:2027年5月(予定)
設計施工:塩浜工業

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