福山通運は9月1日、経済産業省が定めるDX認定制度に基づき、「DX認定事業者」に認定された。
DX認定制度は、「情報処理の促進に関する法律」に基づく制度で、デジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョンの策定・公表など、経営者に求められる対応をまとめた「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を国が認定する。
福山通運では、課題解決につながるDXソリューションを強化させるため、業務効率化や新規ビジネスの創出を目指しており、紙ベースの業務を削減する一方、ITを活用したデジタル管理システムの導入推進で生産性向上を図っている。
また、社内に蓄積したデータを活用した業務プロセス効率化を通じて、迅速な意思決定と競争力の強化を実現するとともに、DXに精通した専門人材の確保や社内でのDX人材育成にも注力し、組織文化の変革と変化に柔軟に対応できる組織づくりに取り組んでいる。